カラオケを歌うと泣いてしまう。

 

 

ひとりカラオケにたまに、行きます。

 

歌うことは、わたしにとっては、リンパマッサージのような役割を果たしていて、

 

心の老廃物が流れるような体感があります。

 

歌っている間に流れるだけではなく、

 

歌っている間に出来た通路を、一日くらい、ドサーっと老廃物が通っているようで、

 

身体を物理的にマッサージする整体で言えば、揉み返しのような症状が出ます。

 

歌うと、泣けます。

 

「これは、重症?やばいのかな?」

 

と、思うくらい泣けてきて、声が震えて、涙が溢れます。

 

日頃も、泣いてもいいと思っているのですが、簡単に泣けないみたいで、

 

どこに泣いたらいいかもわからず鈍感なようで、

 

歌うと、心の扉がパッカーン開いて泣けてきます。

 

そして、選曲する時も、何が歌いたいのかわからないし、

 

いや、何も歌いたくない。

 

「心を揺さぶらないような感情に関係の薄い曲を歌いたい」

 

と、思い、歌詞の和訳が考えなければすぐはわからないような洋楽を歌ったりします。

 

最初から、感動する歌は歌いません。

 

そして、心が少しずつ、大丈夫な感じがしてきたら、

 

歌いたいと思う曲を歌っていきます。

 

昔は、上手く歌うことや声を張り上げることに喜びを感じていましたが、

 

今は違ってきました。

 

丹田で歌う

 

の、意味がわかりました。

 

丹田にある、感情の素?みたいなとこで歌うと、素直に歌えるのだなぁ。

 

という身体の素直な感覚があります。

 

口先だけで歌うと、上手く歌おうとするだけの、

 

自分とは関係のない歌に感じます。

 

そして、

 

胸を張る、姿勢を良くして歌う意味もわかってきました。

 

エネルギーが上手く循環するんですね。

 

すっと声が出ます。

 

歌の先生が、「丹田に力を入れて、胸を張って」と、よく言うと思いますが、

 

そうすればある意味上手く歌えるのかもしれませんが、

 

その意味や、効果を根っこから感じたことがあれば、

 

とても腑に落ちるアドバイスです。

 

丹田には、自分の魂のような感情の素がそもそもあるので、

 

そこで歌えば、自然と良い歌が歌えます。

 

胸を張れば、口を開けるだけでいい声が出てくる。

 

不思議な感覚。