脳は電気製品で消耗品。
「勉強はやり過ぎても故障しないからいくらでも無理できる。」
と、言って、勉強をしまくったこともあり、
しかも、凝り性なので、無理をする性格である。
一方、スポーツは、やりすぎるとわかりやすく故障をするので、
練習はほどほどにしておかなければならないと、心得ていた。
この一年間で、体調を大きく崩して気づいたことがある。
それは、
『脳も酷使すると、故障する』
ということ。
膝の故障に比べて、脳の不具合は、気づくのも対処するのもすごく難しい。
そもそも、子どもの頃に、頭を打って意識を失って救急車で運ばれたことがあり、
その時既に損傷していた箇所があるのかもしれない。
だから、他の人よりも、脳が弱いのかもしれない。
それはさておき、どうやら脳を酷使すると脳内の電気が暴走してしまうようだ。
それを、
魂と心のバランスが崩れた状態と言えばいいのか、
脳の電気が異常興奮していると言えばいいのか、
丹田あたりの腹の虫がむしゃくしゃしていると言えばいいのか、
はっきりと目に見える自己診断はできない。
それを診断してくれる人も、いない。
とにかく、脳も気も使うのはほどほどにした方が身のためのようだ。
『何歳になっても、脳は進化したり、頑張れば何でもできる』
というような考えもよくわかるけれど、
ある程度の年齢がきたら、セーブすることや休むことはもっと大切だと感じる。
制御
という言葉がしっくりくる。
やりたいことはたくさんあるけれど。