おばあさんはプロ仲人

 

 

うちのおばあさんは、プロの仲人でした。

 

相当な数のカップルを夫婦にしています。

 

高島という占い?の暦を持っていて、

 

似非占い師みたいなことも自信満々でやっていた。

 

 

 

最近、ソフトな思い込みをほどいていくと、

 

わたしをしっかりと縛る綱の固く結ばれた結び目を発見。

 

うちのおばあさんがいくつも縛ってたー。

 

キツイ、キツイー。

 

おばあさんの言うなりに、国立大学を卒業し、公務員と結婚。

 

そうでないと、不幸になるんだと脅されて選んだ道。

 

別に、やり直したくはないですが、脅されて、

 

恐怖を植え付けられていたこと、

 

その他多数。

 

先ほどの、地域でトップの高校に入って、ある程度以上の大学に入らないと不幸になる。

 

公務員か、超金持ちと結婚しないと苦労しまくる。

 

という呪いからはじまり、

 

常にきれいな格好をしていないと恥ずかしいという呪い。

 

それはもはや守ってませんが・・・。

 

おばあさんにとっての変な服でおばあさんの家に行くと、

 

恥ずかしいからやめてと、すっごい怒られました。

 

そのままタクシーブッ飛ばしてデパートに連れて行かれ、

 

そっこー店内でお着替え。

 

ブランド上下でばっちり決めて、靴もその場で履く用と、持ち帰り用の合計2足。

 

そして、食堂で食べる。

 

タクシーで帰る。

 

近所の人に見られたら恥ずかしいんやって。

 

ダサイ服装で孫が来たら・・・。

 

きれいな服を着せたら、近所の人に会うと、

 

いかに孫が賢いか、話を盛って自慢しまくり。

 

将来は医者にして、自分の面倒を見てもらうのだとか・・・。

 

『あんたが、子どもや孫の中で一番かわいいから。』

 

と。

 

両親を離婚させて、養子にもらおうとまで思っていたようで、そのようなこともほのめかしていました。

 

 

 

そして、今は痴呆&胃瘻で、施設に入っていますが、

 

いつ、どうなってもおかしくない状態。

 

なんか、正直、恐い。

 

心が負けそう。

 

肉体ぴんぴんのわたしよりも、強そうな生霊、

 

自分の思い通りにならない時のヒステリー、

 

肉体がボロボロになっても、

 

命が尽きても、

 

魂が負のエネルギーで燃えてそうで恐い。

 

実際は、痴呆でいい人になっているらしいのですが。

 

今まで、ものすごい金額のお小遣いをもらい、

 

たくさんお世話をしてもらったし、

 

家族には人でなしと思われるかもしれませんが、

 

数年、入院、入所している間に、

 

2回くらいしか、行ってません。

 

行っても、そっこー帰ります。

 

『わたし、悪くないもん。』

 

と、声を大にして叫びたい。

 

 

何が言いたいかというと、

 

わたしをたくさん脅して、脅して、脅して、

 

母との間に挟んで、母の悪口を言いまくり、

 

嘘の社会常識を刷り込みまくり、

 

自分に都合のいいルールを吹き込みまくった人。

 

お金をたくさんくれた人。

 

たくさん遊んで、おもしろいことをたくさん教えてくれた人。

 

わたしの幸せを心から祈って、不幸にならないように心配してくれた人。

 

独占欲が恐ろしく強い人。

 

強欲な人。

 

 

 

おばあさんからもらったフィルターは、

 

はずそう。

 

これからは、

 

フィルターは、自分カスタマイズのものを持つことにするよー。

 

 

 

たしかに、きれいな格好をしている人は見てても気持ちがよくて、

 

人気だけど、

 

わたしは、もうちょっとダサくても不潔じゃなければいいよー。

 

勉強が出来たらいいこともあるけど、

 

勉強が出来なくても、学校がどこでも終わってないよー。

 

結婚の正解は、もっとわからないものだよー。

 

そんなこと言ってもちっともわかってくれず、

 

持論を押し付けてきたけど、

 

やっぱり、わたしはわたしの考えでいくよー。